あんなサウナがあるぜ!こんなサウナがあるぜ!!お前そんなのもしらなかったのかよ!!なんて、色々な施設探しや、サウナ体験を、ガンガン流し続ける、昨今のサウナブーム。しかし、やはり本場フィンランドの人達は考える事が違ったようだ。
なんでフィンランドには世界最大のサウナがない?なら作ればいい
このサウナが建設されるまで、世界最大のサウナ(約166㎡)はドイツにあったようだ。しかし、フィンランドのヘルシンキ近郊のエスポーにある、アールト大学の学生たちが、310㎡の大きさを誇る、世界最大のサウナを、わずか5日間で建ててしまったというから驚きだ。2016年4月のことだったらしいのだが、本当に発想がばかげている。
以前のギネス世界記録の2倍のサイズの世界最大のサウナを作っちゃった

世界最大サウナ@アールト大学
310㎡のサウナは、フィンランドの学生によって、わずか5日で建設されてしまったのだ。そんな事あるわけない・・・と思われるかもしれないが、こんなミラーボールを付けて、しかも5段で形成されているサウナ・・・日本に住んでるサウナーだったら、「ギネス記録よりデカいサウナつくってやってしまえ」なんて、簡単に考えないだろう。ただでさえ、3段構成、30人規模でも入れれば、デカいサウナ、110度でも超えてれば、もうヒャッハーーーーーーーーーー!!な体感温度とか思う事位が、日本人がサウナに抱くレベルの行為。しかも、建設されてから ”Vappu(ヴァップ)”と呼ばれるフィンランドでの労働の日でもあり、学生のお祭りでも、ある日に向けて毎晩オープンさせていてお祭り騒ぎしていた、というからさあ大変。サウナ大好きフィンランド人からしたら、もう密接、密集、もうお祭り騒ぎ!!100人規模で入れちゃうサウナなんて誰が考える?
サウナがデカければストーブも最大級

世界最大サウナ@アールト大学
このサウナの目玉は、フィンランド語でkiuas(キウアス)として知られる、巨大な薪ストーブだったそう。高さ約4メートル、重さ約4トンのこのそびえ立つ、このサウナストーブは本当に頭が可笑しいクレイジーな集団じゃなければ作れません。この薪ストーブを作った学生集団は、ほんの数週間前にこれを作ろうと思い立ったようだ。そもそも、こんなサウナストーブ作ろうなんて思わないし、どこでどうやって作ろうか?も皆目見当もつかない。しかし、建設会社に鉄骨を頼んで、僅か5日間で、基本構造を構築してしまったそうだ。勿論、24時間シフトで、関わった人間はほぼボランティア活動と同様。関わった人間は「5日間で仕上げたんだ、全て皆ボランティア。クレイジーすぎるだろ?でも世界最大のサウナを作るためなら関係ないね!」と語っていたそう。
楽しみの為なら労力なんて関係ない
このサウナは、ドイツのジンスハイムにある、166㎡のサウナである、この当時の、世界ギネス記録のほぼ2倍のサイズだったそう。そして、世界最大のサウナの広さを誇る、世界ギネスを、サウナの聖地フィンランドに戻したと、同時にこのプロジェクトの発起人はこう語ったそう。「世界ギネス記録を打ち破ったのも大事だが、フィンランド人が楽しんだことが一番重要だ」と。彼らは、数年前、車の上部を切り取り、中にジャグジーを作った事もあると発起人は語った。いつも、どんな時でも違う事で、新しい事で挑戦し続けると語ったそうだ。こんな、ミラーボールも付けて、クラブみたいな照明でデカデカと、そびえ立つサウナストーブに何段もあるサウナの構造・・・誰が思いつくかよ、そして誰が実際に作る?笑
間違えても日本人のサウナー・サウナ業者、サウナ著名人でも作るまい。
実際やってみたらいい反応しかなかった
こんなデカいサウナに、来たことがあるフィンランド人の方が少なく・・・しかし
「多くの良い意見ばかりがあったよ」と発起人は述べて、フィンランドの伝統的な文化をぶち壊し、いとも簡単に更に進化させてしまったのだ・・・
「でもね、終わったら、これは壊しちゃうよ。勿論、来年はもうないよ。もう満足したから、他の事をするんだ」と発起人は語ったそう。この後、この発起人が新しいサウナを作ったかは知らないけど、こんなサウナ作る奴はそうそういない。
発起人は仕事に戻り、水と木を運んでお客さんを迎える時が来た。サウナの中に鳴り響いていた音楽を止めて、彼はこうアナウンスした。
「来てくださった皆さん、外には温かいジャグジーも作ったからね!」

世界最大サウナ@アールト大学
サウナは、エスポー郊外のオタニエミにあるヘルシンキ市内中心部から約9kmの場所にあるアールト大学の敷地内に建設されたそう。学生たちは、サウナの建物の横に巨大な屋外ジャグジーエリアをも作ったそうだ。

世界最大サウナ@アールト大学
※この記事中のサウナは2016年4月のものの為、ギネス記録は打ち破られている可能性があります。
参考元資料Webサイト

コメント